より良く生きる知恵 心の弱さを感じる時

株とか仮想通貨の暴落で、お金を失ってもう生きられないと思っている人に

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Mediamodifier / Pixabay

お金を儲けようと、仮想通貨や株に投資していたお金を

暴落によってすべて失ってしまったとします。

そのとき、人はお金を失ってしまった喪失感と、これからの生活への不安と恐れに、

心がすっかり萎えてしまうでしょう。

 

「あの時、こうしておけばよかった」という過去に対する後悔と、

「あのお金が必要だったのに」という、失ったものへの執着心

「これからどうすればいいのか」という、未来への恐れ。

 

このようなネガティブな感情が、いっぺんに心のなかを駆け巡り、

ぐるぐると同じことを考え続け、

そして、考えれば考えるほど、否定的な考えが心のなかにいっぱいになっていくでしょう。

 

「なかったことにならないのか」と、どうにもならないことを、考え続けてしまうこともあるでしょう。

 

これはある意味、交通事故にあったときのショックに似ているかもしれません。

 

急な状況の変化に、まずは心がついていっていない状態です。

 

大金を持っていたのに、一瞬にしてなくなてしまったという、急激な変化に、心が対応できないのです。

 

状況を受け止めて、そこからまた出発するために、感情が落ち着くためには、時間が必要です。

 

否定的な感情にとらわれてしまっているときは、否定的な決断をしてしまいますから、とにかく慌てないように、心を落ち着けることです。

 

そもそも、人間はなにももたずにこの世に生まれてきたのです。

 

ただ、その状態に戻っただけなのです。

 

否定的な感情に心が縛られて、否定的な行動をしなくてもいいのです。

「まあ、こんなこともある」

「なんとかなるさ」

「自分ひとりだけじゃないさ」

と、軽く考えましょう。

 

お金は、またいくらでも手に入れることができます。

命は失ったら、もう戻りません。

 

話を聞いてくれる人がいるなら、聞いてもらいましょう。

 

解決しなくても、話すだけで心は軽くなります。

 

大切なのは、実は「お金」があるとか、ないとかではなくて、

 

「こうありたい」「こうあってほしい」という

 

自分自身のこだわりと、現実のギャップが、

 

自分の心を苦しめているということなのです。

 

マイナスの出来事は、実は、

 

自分自身のこだわりを手放して、心の自由を知るためのチャンスなのです。

 

「生きていればいいじゃないか」

「なにも持たずに、生まれてきたのだから」

 

心のこだわりを手放しましょう。

 

大丈夫です。なんとかなります。

 

「神は人に耐えられないほどの試練は与えない。むしろ試練とともに逃れる道を備えてくださっている」聖書の言葉

-より良く生きる知恵, 心の弱さを感じる時

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