より良く生きる知恵

わたしはわたしだ

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 2018年9月。全米オープンテニスで「日本人として」初めて優勝した大坂なおみ選手。

彼女は日本人の母とハイチ系アメリカ人の父のもと、大阪で生まれ、4歳の時に父の仕事でアメリカに移住。

テニスプレーヤーとしての選手登録の国籍は日本です。

 9月13日、テニストーナメント出場のために日本に帰国した大阪なおみ選手は、記者会見のなかでこのような質問を受けました。

「古い日本人像を見直す報道があるが、自身のアイデンティティーは?」

この質問に彼女は不思議そうに「それは質問ですか?」「・・・私は私だと思っている。育てられたとおりになってきている」と答えたのでした。

 その人を、その人としてまっすぐ見ようとしないまま「生まれは?」「学歴は?」「仕事は?」「宗教は?」とその人の外側にしか目を向けないことがあります。

しかし人は何も持たずにこの世に生まれ、しばらくはこの世でなにかを手に入れて、やがて何も持たずに天に帰っていくのです。

大切なのは、この世でひととき身につけた外側のものではなく、

ほかにはいない私が私として、私らしく生きられるように、

いのちを与えた神を信じ、繋がり、導かれて生きることなのです。

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しゅういち

牧師をしています。聖書や沢山の人との出会いを通して教えられ、気づいたことを、分かちあっています。

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