より良く生きる知恵

激動の時代に求められるリーダーシップ

投稿日:

3dman_eu / Pixabay

あの東芝が、巨額損失問題のために東証二部に降格する時代。

変化の激しい今、リーダーシップのあり方が、問われています。

 

もうひとりのカリスマ的リーダーに、みんながいくというスタイルでは、この激動の時代を乗り越えていくことはできません。

 

これからの時代のリーダーシップは、「サーバントリーダーシップ」です。

 

サーバントとは実は、召使という意味です。

つまり「人に仕えるリーダーシップ」ということです。

リーダーのために部下がいるのではなく、

部下を支えるためにリーダーが存在するというあり方なのです。

 

そういう意味で、部下も上司も、一人一人が自分の領域において、自由に活き活きのびのびと、王様になるための、リーダーシップです。

 

一人の人が王様になり、ほかの人が召使になる、そういう今までのまるで軍隊のような組織ではなく、

 

組織の一人一人が、同じ目標、ビジョンに向かって、自主的に、主体的に、能動的に活動する組織。

そのために、上司は部下の自主性を尊重し

のびのびとその人の力が発揮し、成長できるようにサポートする。

 

それが「サーバントリーダーシップ

 

全員がサーバントリーダーの意識を持つ組織は、

 

一人一人が、自分にまかされている領域において、

誰の支配も受けず、自由な王様として、主体的に活き活きと活動しているので、

 

たとえトップがいなくても、組織はびくともしません。。

 

変化の激しい時代は、カリスマトップを必要とする、

硬直した中央集権型組織では、乗り越えられないのです。

 

そうではなく、変化に柔軟に対応して、形をかえていける、権限分散型の組織こそが、生き残っていくのです。

 

一人の王様に、沢山の召使という組織ではなく、

 

みんなが王様でいられるように、たがいに支え、仕えていく

 

サーバントリーダーシップが最強です。

 

家族関係も、お父さんが王様になって、妻や子どもたちが、お父さんの言うことを聞く奴隷状態で、成り立っているような家族は、ストレスいっぱいの上に、ちょっとした問題によって、すぐ崩壊してしまうでしょう。

 

そういうリーダーシップをやめて、
お父さんは、妻や子どもたちが活き活きとできるようにサポートし、

 

妻は、子どもたちやお父さんが活き活きとできるようにサポートし、

 

こどもたちも、家族みんなが活き活きとできるように、自分にできることを見つけていく。

 

こういう意識で一緒に暮らす家族は、
どんな困難がやってきても、一緒に乗り越えていける家族です。

 

「サーバントリーダーシップ」

 

今日から、あなたもサーバントリーダーとなりませんか。

 

 

 

-より良く生きる知恵

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

自分は、本当にやりたい仕事をやっているのかが、どうしたらわかるのでしょう?

Myriams-Fotos / Pixabay 人は、自分が本当に好きなこと、やりたいことをする時に、一番その人の能力を発揮できるようにできています。 ゲームが好きな子は、頑張らなくても一日中ゲームを …

お金の束縛から自由になろう

kstuttard / Pixabay わたしは31歳まで10年くらい公務員をしていました。 仕事をしながら、夜学で神学の勉強をして、 やがて教会で牧師をすることになって、20年近く経ちます。 &nb …

夫婦関係が今よりももっとよくなる秘訣

photo-graphe / Pixabay 夫婦関係がうまくいかなくて悩んでいる人はあなただけではありません 夫婦関係がしっくりこなくて悩んでいる人は、意外とたくさんおられるようです。 喧嘩が絶えな …

感情をコントロールして怒りや不安に振り回されないためには

RobinHiggins / Pixabay 「あの時、なんであんなことをいってしまったんだろう」と後悔することが、だれにもありますよね。怒りの感情が抑えきれずに、言ってはいけない言葉を口にしてしまっ …

プラプラしている2割のアリの意味

ROverhate / Pixabay 働き蟻には不思議な習性があって、 勤勉に働くアリは8割で、あとの2割はプラプラしているのだそうです。 なぜなのかはよくわかりませんが、何匹でもその割合で働くアリ …