変化の激しい今、リーダーシップのあり方が、問われています。
もうひとりのカリスマ的リーダーに、みんながいくというスタイルでは、この激動の時代を乗り越えていくことはできません。
これからの時代のリーダーシップは、「サーバントリーダーシップ」です。
サーバントとは実は、召使という意味です。
つまり「人に仕えるリーダーシップ」ということです。
リーダーのために部下がいるのではなく、
部下を支えるためにリーダーが存在するというあり方なのです。
そういう意味で、部下も上司も、一人一人が自分の領域において、自由に活き活きのびのびと、王様になるための、リーダーシップです。
一人の人が王様になり、ほかの人が召使になる、そういう今までのまるで軍隊のような組織ではなく、
組織の一人一人が、同じ目標、ビジョンに向かって、自主的に、主体的に、能動的に活動する組織。
そのために、上司は部下の自主性を尊重し
のびのびとその人の力が発揮し、成長できるようにサポートする。
それが「サーバントリーダーシップ」
全員がサーバントリーダーの意識を持つ組織は、
一人一人が、自分にまかされている領域において、
誰の支配も受けず、自由な王様として、主体的に活き活きと活動しているので、
たとえトップがいなくても、組織はびくともしません。。
変化の激しい時代は、カリスマトップを必要とする、
硬直した中央集権型組織では、乗り越えられないのです。
そうではなく、変化に柔軟に対応して、形をかえていける、権限分散型の組織こそが、生き残っていくのです。
一人の王様に、沢山の召使という組織ではなく、
みんなが王様でいられるように、たがいに支え、仕えていく
サーバントリーダーシップが最強です。
家族関係も、お父さんが王様になって、妻や子どもたちが、お父さんの言うことを聞く奴隷状態で、成り立っているような家族は、ストレスいっぱいの上に、ちょっとした問題によって、すぐ崩壊してしまうでしょう。
そういうリーダーシップをやめて、
お父さんは、妻や子どもたちが活き活きとできるようにサポートし、
妻は、子どもたちやお父さんが活き活きとできるようにサポートし、
こどもたちも、家族みんなが活き活きとできるように、自分にできることを見つけていく。
こういう意識で一緒に暮らす家族は、
どんな困難がやってきても、一緒に乗り越えていける家族です。
「サーバントリーダーシップ」
今日から、あなたもサーバントリーダーとなりませんか。