より良く生きる知恵 心の弱さを感じる時

夫婦関係が今よりももっとよくなる秘訣

投稿日:2018年2月27日 更新日:

photo-graphe / Pixabay

夫婦関係がうまくいかなくて悩んでいる人はあなただけではありません

夫婦関係がしっくりこなくて悩んでいる人は、意外とたくさんおられるようです。

喧嘩が絶えない夫婦もあるでしょうし、すっかりお互いの関係が冷え切ってしまった夫婦もあるかもしれません。

せっかく好きで一緒になったのに、なぜ、長く一緒に生活するなかで、うまくいかなくなってしまうのでしょう。

さまざまなケースがあると思います。

ただ、よくよく考えてみれば、お互いに違う環境のなかで育ってきた男性と女性が一緒に生活をすれば、

考え方や感じ方の違いがあるのは当然ですね。

その相手との違いが、自分にはない魅力に思えて「好き」になるものですけれども、

「好き」という感情は、現実的には長続きしないものです

そしてかつては魅力的に見えていた互いの違いが、むしろイライラしたり、すれ違ったりする原因になっていくものです。

そして、「性格の不一致」という理由で、離婚したりするわけです。

そもそも、同じ性格や同じ感じ方の人間などいませんし、お互いに違う人間同士が、一緒に生きるところに、

一人では味わうことのできない、結婚生活の豊かさや広がりがあるわけですから、

「性格の不一致」な夫婦なんて、当たり前なのです。まったく同じ人間と一緒に生活してもつまらないでしょう。

むしろ一緒に生活することがいやになってしまうのは、

お互いに相手のことを理解できなくて、

「なぜ、そんなことをいうの」「そんなことをするの」と責めあってしまうことによることが、

圧倒的に多いのです。

それはお互いの「考え方」「価値観」の違いということもあるでしょう。

特に子育てについて、夫婦で考え方が違うということが、争いの原因になることもあると思います。

しかし、そういう考え方や価値観もまた、始めから全く同じ人間などいないのですから、

その違いを、コミュニケーションによって乗り越えていくことは可能なはずです。

むしろ、そのようなコミュニケーション自体が成り立たなくなってしまうところに、問題があるのです。

つまり、「考え方」とか「価値観」以前の、もっと人間の本能的な部分の「違い」に気付くことが大切です。

男性と女性の感じ方、求めているものの違いに気付くことなのです。

 

男性が求めるものと女性が求めるものの違い

 

男の子と女の子の違いと言えば分りやすいでしょう。

男の子と女の子では、「嬉しい」と感じる言葉が違います。(もちろんすべての人に当てはまらないことはありますよ)

男の子は、「かわいいね」といわれるよりも、「すごいね」と言われる方が嬉しいものですし、

反対に、女の子は「すごいね」といわれるよりも、「かわいいね」と言われたいでしょう。

男の子は、愛されるよりも、尊敬されることを求め、

女の子は尊敬されるよりも、愛されることを求める。

そういう違いがあるのです。

ですから、もともと男の子であった夫は、

妻から「あなたすごいわね」といわれたら嬉しいし、

もともと女の子であった妻は、夫から「かわいいよ」といわれたら嬉しいものなのです。(どんな人にも例外はありますよ)

そしてここが大切なポイントなのですが、

夫は妻から尊敬されると、妻を愛することが容易になり、

反対に妻から批判されたり、見下されると、妻を愛することが難しくなるわけです。

その反対に、妻は夫から愛されると、夫を尊敬することが容易になり、

夫から愛されなければ、夫を尊敬することが難しくなります。

そして、夫は妻の小言や批判を、「自分を馬鹿にしている」と受け取りやすいので、

妻につらく当たったり、無視をするという反応をしがちであり、

反対に、妻は夫のそういう反応を、「自分は愛されていない」と受け取りやすいので、

ますます夫を批判するという悪循環に陥ってしまうことがあります。

そして言葉で負けてしまう男性のなかには、女性に手を出してしまうということにもなりやすいのです。

もしそれとは反対に「あなたってすごいわね」というような妻からの尊敬を夫が感じるなら、

その妻に手を出すようなことはしないでしょう。むしろ夫の中から妻を愛するエネルギーが出てくるものです。

そのようにして良い循環が回っていくけばすばらしいですね。

しかし、現実はそのように簡単にはいきません。

夫は、「自分が妻を愛せないは、妻が自分を尊敬しないからだ」と思っているし、

妻は、「自分が夫を尊敬できないには、夫が自分を愛してくれないからだ」と思っているものだからです。

つまり、「自分がこのようにふるまっているのは、あなたのせいだ」という考えに縛られているものなのです。

相手が変わったら、自分も変わりましょう。

まず、相手が先に変わるべきだ。自分はわるくない。被害者なのだ。

人間関係がうまくいかなくなるのは、たいていこの「被害者意識」によってです。

もちろん、現実の暴力や言葉の暴力によって、一方的に相手を支配しているような不健全な関係は論外ですが、

お互いに、本当はうまくやっていきたいと願っているのに、なぜかいつも喧嘩をしてしまうという関係においては、

ぜひ、男性と女性の違いに意識してみてほしいわけです。

そして、相手が変わったら、自分も変わるという条件をつけないで、

とにかく自分から

夫は「妻を愛している言葉をかけてみる」

妻は「夫を尊敬している言葉をかけてみる」

ことで、よい循環が回っていくようにしてみてほしいわけです。

この理解をもって、一歩チャレンジするなら、きっといまよりも関係がよくなります。

最後に聖書の言葉をご紹介して、おわりますね。

「いずれにせよ、あなたがたも、それぞれ、妻を自分のように愛しなさい。妻は夫を敬いなさい。」新約聖書エフェソ5章33節

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執筆者について

執筆者:しゅういち

東京、山形などで牧師をし、現在は東京都小平市の花小金井キリスト教会で牧師をしています。牧師になるまえは、プロの吹奏楽団で仕事をしていました。

世界のベストセラーである「聖書」から、毎週日曜日、わかりやすくおはなししています。教会のホームページもどうぞご覧ください。

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