心と体の健康について 心の弱さを感じる時

何かしなければ自分には価値がないと、勘違いしている人への解毒メッセージ

投稿日:2018年2月5日 更新日:

HeungSoon / Pixabay

なにかをするには、何かをされる人が必要

今日も、なにも良いことをしなかった。

それなのに、こうして生きている。

自分は、無駄に生きているんじゃないか。

 

そんな心の苦しみを感じていませんか。

もしそうなら、このことに気づいてほしいのです。

 

まず、人が生きているということは

「自分が何かする」か「人が自分に何かする」か

常に、二つの内のどちらかをしている状態ですね。

 

そしてつい「自分が何かする」ことに価値があると考えますが、

「自分が何かする」ためには、それを「される人」が必要なのだ、ということなのです。

 

寝たきりの人は、他の人のために何かをすることはできないでしょう。

それでは、生きている意味がないということでしょうか?

そんなことはありません。

 

他の人が何か行う愛の行為を、まっすぐ受けとめる、という尊い働きをしているのです。

 

人を「愛する」「世話をする」ということは、それを「される人」がいて初めてできることなのです。

 

これは重要なことです。

 

人々に愛を注いだマザーテレサが聖人と呼ばれるのなら、

 

マザーテレサを聖人にしたのは、その愛の行いを「されるがまま」に受けてくれた人々なのです。

 

家族のために何か良いことをすることと同じくらい、

 

愛の行いを「されるがまま」受けてくれる家族の存在は尊いのです。

 

人生は、何かをするためにある、という偏った考え方に毒されると、

必ずいつか、生きる喜びを失う時が来ます。

 

今、生きているということは、今まで助けられ、支えられ、愛されてきたということです。

 

愛を受け取るという、大切なことをしてきたのです。

 

はじめに人は、何もできない状態で生まれ、

 

やがて何もできなくなって、この地上を離れていきます。

 

人生は、何かをするためにあるのではなく、

 

何かをしたり、されたりする

 

そういう愛のコミュニケーションを体験するためにあるのです。

 

そこに生きているだけで、

 

だれかによって、生かされている存在でいるだけで

 

十分なのです。

 



-心と体の健康について, 心の弱さを感じる時

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

まだ少ししか生きていない

Larisa-K / Pixabay黒澤明脚本・監督の「生きる」という映画をご存知でしょうか。 市役所に勤める平凡な主人公が、胃ガンであと半年しか生きられないと知り荒れるが、だれかのためになる仕事を精 …

マイナス思考から抜け出すための5つの生活習慣

typographyimages / Pixabay なにかうまくいかないことがあるたびに「私はだめな人間」と思ったり「もっと悪くなったらどうしよう」と恐れるマイナス思考になりがちですね。たとえ失敗し …

実は、自分のことがきらいでしょう

Alexas_Fotos / Pixabay利己的な人は、実は自分のことを嫌っています。 自分を「だめな人間」と思い込んでいるので、 その自己嫌悪を紛らわせ、自分の価値を確認するために、 自分の利益に …

「人に理解してほしい」「わかってほしい」と願う人ほど、不幸になりやすいです

mohamed_hassan / Pixabay 人はだれでも自分のことをわかってほしい、理解してほしいと願うものです。   自分がいかに苦しんできたか。苦労してきたか。   親か …

楽観的な人は、悲観的な人より長生きらしいです

rebcenter-moscow / Pixabay アメリカのメイヨ―・クリニックという病院で447人を30年間にわたって追跡した調査があります。 その調査によると、楽観的に物事を考える人よりも、悲 …

執筆者紹介

しゅういち

牧師を20年以上しています。哲学、神学、心理学、カウンセリングなどの学びと、沢山の人との出会いを通して学んだことのエッセンスをお伝えします。