ひとり暮らしの母に
田舎でひとり暮らしをしている母のことが心配になってきた、50代の私。
去年父が亡くなり、一人で暮らしている母の体のことも日々気になっています。
近くに住んでいるならまだしも、なかなかすぐには訪ねることのできない遠くの実家でひとり暮らしの母。
東京で私の家族と一緒に暮らしたらどうかと、言ってみたけれど、まだ一人で頑張れるうちは地元を離れたくない様子。
たしかに都会にきても、母にとっては友人もなく、むしろ寂しい思いをさせてしまうのではないかと思っているので、無理も言えないのです。
それでもやはりひとり暮らしの母の生活は心配。
特に、風邪を引いたり体調が悪いときに、一人暮らしでは、食事の準備が大変です。
そこで宅配弁当のサービスを調べてみました。
あえて冷凍のお弁当がいい理由
高齢者向けのお弁当宅配業者は、沢山あるようですね。
ただ、一人暮らしの母の状況を考えると、毎日温かいお弁当が届く必要はないのです。
そういうサービスよりも、雪で身動きが取れないときとか、体調がすぐれないときに、カップラーメンではなくて、栄養バランスのよい食事が、レンジでチンで食べられるものがありがたい。
その観点から調べて、冷凍食品の老舗、日清医療食品の宅配弁当のサービスを試してみました。
栄養バランスをちゃんと考えていることと、豊富なバリエーションがあることろが、大手の強みですね。
基本は冷凍のおかず7食がセットで、1食分は、主菜と、5つのおかずで構成。
病院や介護施設でも使われているそうなので、信頼性はありますね。
さっそく、田舎の母に試してもらうために、送ってみました。
母から、ラインでお弁当の感想が送られてきました。
母は昭和15年生まれですが、
スマフォとラインを覚えてくれたので、遠くに住む息子としてはありがたいです。
やはり、いろいろな食材が入っているところが、いい印象のようですね。
冷凍食品にしては、味もよかったようです。
実は、我が家でも頼んでみました。
一食がこの状態です。
今回は低糖質のお弁当にしました。
電子レンジで500ワット
4分加熱します。
5つのおかずが付いています
一つ一つが手が込んでいるのが、印象的です。
味も、意外と美味しかったです。
冷凍技術は進んでいたんですねぇ。
本音をいえば、毎日の食事は、健康の観点からしても、
ちゃんと買い物をして、いちから作ったほうがいいに決まっています。
そのことを、ちゃんと理解した上で、「ストレス回避のための、時間のやりくり」とか「緊急用」として、
このようなものをストックしておくことも、「あり」でしょう。
たとえば、高校生や中学生のこどもがいる我が家としては、
休みの日に、出かけなければならないが、子どもたちは家にいる、という状況のときに、
このようなお弁当が冷凍庫に入っているなら、「お昼はお弁当をチンして食べて」という事ができます。
仕事につかれて、買い物や夕食を作る元気がない日は、とにかく体を休めて早く寝るために、
このお弁当をチンして食べて、オフロに入って寝るとか。
そういう「時間のない現代人が、自分の時間を作り出すための道具」として、
このようなものをストックしておいて、
時と場合において、賢く利用するという使い方もあるでしょうね。