心と体の健康について 心の弱さを感じる時

実は、本当の休息が取れていないのではないですか?

投稿日:2018年3月21日 更新日:

katya-guseva0 / Pixabay

最近、心からの休息を取ったのはいつだったか、覚えていますか。

休日に、なにもしないでいることが、心からの休息になっているとはかぎりません。

くつろいでいるときも、心のなかでは、

「何かしなければならないんじゃないか」

「休んでいて、大丈夫かな」

そんな声が聞こえてきて、

なにもしていない自分を責めたりするからです。

聖書によると、人は週に一度は安息を必要とするように、造られています。

生産性をもとめて、働き続けていると、

むしろ疲れによって、生産性は下がるし、

病気にさえなるかもしれません。

休むこと。心からの休息は、

できるときに、すればいい、と言うものではなく、

幸いにいきるために、必要なことなのですね。

そして、深い休息のためには、ただ仕事から離れるだけではなく、

「内面的な」休息が大切です。

わたしたちが、体を休めていても、心が休まらないのは、

「自分の価値を、自分の力で、人に認めてもらおう」とするからです。

自分がやっていること、

なしとげたこと、

もっているものによって、

人から評価されたり、

自分で自分のことを評価するという、「考え方の癖」が

心からの休息を、妨げているのですね。

その、「考え方の癖」を矯正して、

自分のほんとうの価値を見出し、心からの休息をするために、

週に一度、教会に集って、

このわたしを愛し、価値あるものとして作ってくださった、

天の親である神さまを、見上げることが、

何よりの心の休息になるのです。

最後に、イエス様の言葉をお伝えしますね。

「すべて、疲れた人、重荷を負っておる人は、わたしのところに来なさい。

わたしがわなたがたを休ませてあげます。

わたしは心優しく、へりくだっているから、

あなたがたもわたしのくびきを負って、

わたしから学びなさい。

そうすればたましいに安らぎが来ます」(マタイ11:28)


-心と体の健康について, 心の弱さを感じる時

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

渡辺和子さんも、鬱に苦しんでいた時期がありました

KIMDAEJEUNG / Pixabay 著書『置かれた場所で咲きなさい』で有名な、故渡辺和子さん 渡辺和子(ウィキペディア) 渡辺さんの書かれたエッセーの中に、ご自分が鬱になったときのことが書かれ …

あなたを決して捨てない存在がいます。だから大丈夫です

RitaE / Pixabay こんな話を聞いたことがあります。 朝鮮戦争のとき、アメリカの兵士が激しい戦場に向かいました。やがて音信が途絶え、彼はなくなったのではないかとご両親は思いあきらめていまし …

体は疲れて眠りたいのに、寝られないときに有効なもの

C_Scott / Pixabay 疲れているのに、眠れないということがよくありますね。 体は疲れているのに、いざベッドに入ると、なかなか眠りに入れない。 そして睡眠時間は4時間、5時間。朝起きるのが …

人は一人では生きられないけれど、友達がたくさん必要なわけじゃないんです。

Bess-Hamiti / Pixabay 第二次世界大戦が終結してから29年の時を経て、フィリピン・ルバング島から日本へ帰還を果たした小野田さんが、 晩年自身が主催していた自然塾で「人は一人では生き …

老後や一人暮らしの不安、孤独を和らげるために今からできること

今、家族関係にいろいろと問題があって、一人で生活しなければならない高齢者や若い人が増えています。 健康なときは、ひとり暮らしは気楽でいいと思っても、心のどこかで、将来病気になったらどうしよう、孤独死す …

しゅういち

牧師をしています。聖書や沢山の人との出会いを通して教えられ、気づいたことを、分かちあっています。

【免責事項】

最善の注意をはらって情報を記載していますが、当サイトの情報は、あくまで利用者の方自身の責任でご利用頂きますよう、ご了承ください。

超わかりやすいキリスト教入門のテキストお分けします 日本人だけ知らない、世界の常識キリスト教。そのエッセンスをあなたに