1月8日の朝日新聞DIGITALの記事に、31歳で余命5年と言われた、女性の経営者の方の記事が載っていました。
今から3年半前に、骨髄異形成症候群という血液が正常に作られなくなる病気が発覚。
余命5年と宣告されたのだそうです。
医者は「泣いても笑っても同じ5年。できるだけ笑っていきましょうね」と言ったといいます。
ストレートな言葉だと思います。語る側も聞くも、勇気のいる言葉です。
病気が発覚する前は、睡眠3時間でバリバリ働いていたそうです。
「自分をいかに大きく見せるかに注力していた」と言われます。
病気になってからは、そんな心の鎧を脱ぎ捨てたそうです。
頑張らなければならない、という心の束縛から、
むしろ病気によって「自由になった」ということなのでしょうか。
命の時間に限りが有ることへの気づき。
自分の限界を知ること。
それがむしろ自分の心を開放し、自由にするということもあると思うのです。
本当の自由とはなんなのだろう。
考えさせられました。