コラム

プラプラしている2割のアリの意味

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ROverhate / Pixabay

働き蟻には不思議な習性があって、

勤勉に働くアリは8割で、あとの2割はプラプラしているのだそうです。

なぜなのかはよくわかりませんが、何匹でもその割合で働くアリとプラプラアリになるのだそうです。

たとえば、10匹いれば8匹は働きアリになり、2匹はプラプラアリになる。

そのプラプラアリ2匹をとりのぞいでも、残りの働き蟻の中で、やはり2割がプラプラしだすのだそうです。

この2割がプラプラしていることの意味は、よく考えてみると深いものがあります。

もし敵のアリが攻めてきて、8割の働きアリが全滅しても、プラプラしていたありが生き残るなら、そこからまた再建できるからです。

プラプラしていたからこそ、危機的な状況のときに、むしろ生き残ることができる。

「1億総活躍」ということをいった首相がいますが、それはこの自然の原則を無視した、危険な考え方でしょう。

今は活躍できないように見える人が、常に一定数いるとしても、時代が変わったら、むしろその人達が活躍するようになるかもしれません。

高度経済成長時代には、それこそ働き蟻のような、バリバリのビジネスマンがもてはやされる時代でしたが、

今はむしろ、そのような働きアリとはちがう、クリエイティブな価値を創造する人が、光り輝く時代ではないでしょうか。

その時代の中に、うまく適応できないような、2割の人が、実は次の時代を作っていくという、

自然の摂理があるように思うのです。

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