ところで、ここまで「キリスト教入門講座」を進めていながら
今更聞くのも何ですが、
あなたは「聖書」をお持ちですか?
もしお持ちでなければ、いい機会ですからどうぞ購入してくださいね。
なんといっても、世界で一番読まれているベストセラーの「聖書」ですから、一冊持っていても決して損はありませんよ。
数千年の時をこえ、文化を越えて、現在世界中の2400以上の原語に翻訳され、さらに新たに翻訳が続けられている本は「聖書」だけ。
それだけの不思議な力が、聖書という書物の中には秘められているということの証明ですよね。
お近くの書店で買っていただくのが一番いいのですけど、面倒だという方はアマゾンでどうぞ
- 作者: 共同訳聖書実行委員会,日本聖書協会
- 出版社/メーカー: 日本聖書協会
- 発売日: 1988/10/01
- メディア: Vinyl Bound
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日本語に翻訳されている聖書は何種類かありますけれども、
カトリック教会とプロテスタント教会の両方で使われている新共同訳聖書が、個人的にはお勧めです。
でも「カトリックが一番さ」「プロテスタントが一番さ」という方には、それぞれの立場から聖書の翻訳がでていますから、
●カトリックラブの方は、フランシスコ会訳聖書
- 作者: フランシスコ会聖書研究所
- 出版社/メーカー: サンパウロ
- 発売日: 2013/02/04
- メディア: ペーパーバック
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●プロテスタントラブの方は、日本聖書刊行会訳聖書
- 作者: 新日本聖書刊行会
- 出版社/メーカー: いのちのことば社
- 発売日: 2015/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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がお勧めです。(※新改訳聖書は2017年に全面改訂しましたよ)
ちなみに、キリスト教の教会が使っている「聖書」は、旧約聖書と新約聖書が1冊になっているものを指して「聖書」と言っています。
なかには、別々の分冊として販売されているものもありますから、注意してくださいね。
そのほかに、個人訳の聖書や、わかりやすい翻訳に徹したリビングバイブル聖書というものもあります。
個人的には、なるべく広い立場のものがお勧めかな。
なかには、エホバの証人(ものみの塔)という宗教が、
伝統的なキリスト教会の理解とは違う立場で独自に翻訳した
「新世界訳」というものもあります。
もしあなたが、エホバの証人の教理だけが真理だ。ほかはみんな間違っている・・・と本気で信じているなら、まあどうぞ。
わたしとしては、できるだけ広い立場から謙遜に聞く耳がある、
自分の限界をちゃんを認めている人々によって翻訳されたもののほうが安全でいいな、とおもいますけどね。
絶対は神だけだからね。
聖書はその神からのメッセージを伝えてくれる、大切な媒体ではあるけれど、
でも、「神」そのものではなくて、あくまで「紙」なんですよ。
大切なのは、どのような「聖書」であろうと、
それを通してあなたに語りかけようとしておられる
「主」「キリスト」の愛の言葉を
聖霊によって聞き分け、聞き取ることなのだからね。
それじゃ、また
この書物は、キリスト・イエスへの信仰を通して救いに導く知恵を、あなたに与えることができます。
聖書はすべて神の霊の導きの下に書かれ、人を教え、戒め、誤りを正し、義に導く訓練をするうえに有益です。
(新約聖書第二テモテ3章15節16節)
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