より良く生きる知恵

「終わった人」にならないために

投稿日:

Pavlofox / Pixabay

知り合いから勧められて、映画「終わった人」を観ました。

東大卒のエリートで仕事一筋だった主人公が、会社を退職した途端に、時間を持て余し、

公園、図書館、スポーツジムなどで時間を潰すけれども、どこも老人ばかり。

美容師として忙しく働く妻につい愚痴をこぼし、次第に距離を置かれ、

職探しを始ても、高学歴・高職歴がかえって邪魔をして仕事もない。

カルチャースクールでの出会いや、スポーツジムでの出会いから、第二の人生が急展開していくのだけれど、

次々と災難が降りかかることになり、妻から愛想を尽かされ、「卒婚」を提案されることになるというストーリーです。

「仕事」一筋だった人の定年後の悲哀を、コミカルに描く娯楽作品として、楽しませてもらいました。

 

仕事をしなくても生きていけるなんて、仕事をしなければ生きられない人からみれば、

 

なんて「自由な状態」かと羨ましく思うでしょう。

 

しかし映画にも描かれていましたが、

 

実際には、「何をしてもいいという状態」は、心を解放するのではなく、

むしろ自分の心を束縛して、「なにもすることがない」と落ち込ませてしまうようです。

 

何のために生きてきて、これからも何のために生きていくのか、人生の目的がわかっている人は、

 

たとえば、状況が変わっても、その新しい状況の中で、自分のすべきことを見つけていけるのでしょう。

 

しかし人生の目的が「出世のため」「生活の安定のため」「会社のため」という人は、

 

「定年退職」とともに、「終わった人」になってしまいます。

 

定年とともに「終わらない人」でいるためには、

 

なぜ生きるのかという、普遍的な人生の目標を見据えて、

 

変わっていく周りや自分の状況のなかで、

 

自分の人生の目的に向かって、歩み続けていくことが大切なのでしょう。

-より良く生きる知恵

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

31歳で「余命5年」と言われた女性経営者の話

Pezibear / Pixabay 1月8日の朝日新聞DIGITALの記事に、31歳で余命5年と言われた、女性の経営者の方の記事が載っていました。 今から3年半前に、骨髄異形成症候群という血液が正常 …

自分に自信がなく、人の目が気になってばかりでも大丈夫。強くなれます。

lightstargod / Pixabay まず、「自分に自信がなくて、人の目が気になる」のは、あなただけではないですよ。安心してください。 そして、あなたのせいでもないのです。 これは日本人にとて …

日大と関学アメフト部の人としての誇り

TheDigitalArtist / Pixabay 5月6日に行われた、日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボールの定期戦で起きた騒動。   関学大の選手に悪質なタックルを仕掛けて負傷 …

言葉には力があります

Ben_Kerckx / Pixabay 人は言葉を食べて生きています。 昔、ある国の王様が、人間がなぜ言葉を話せるのかを知ろうとして、赤ちゃんになにも語りかけてはならないという実験をしたところ、赤ち …

「人は何のために生きるのでしょう」

Hermann / Pixabay 10年くらい前、稲盛和夫氏(当時 京セラ(株)名誉会長)の講演会を聴きに行ったことがあります。 テーマは「人はなんのために生きるのか」という興味深いものでした。 会 …