マルコによる福音書を読んで黙想 毎日1章づつ聖書を読もう

<マルコ11章>宗教システムではなく神に立ち返れ

投稿日:2019年5月12日 更新日:

マルコ11章を読んでの黙想

エルサレムに迎えられる

1一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山のふもとにあるベトファゲとベタニアにさしかかったとき、イエスは二人の弟子を使いに出そうとして、 2言われた。「向こうの村へ行きなさい。村に入るとすぐ、まだだれも乗ったことのない子ろばのつないであるのが見つかる。それをほどいて、連れて来なさい。 3もし、だれかが、『なぜ、そんなことをするのか』と言ったら、『主がお入り用なのです。すぐここにお返しになります』と言いなさい。」 4二人は、出かけて行くと、表通りの戸口に子ろばのつないであるのを見つけたので、それをほどいた。 5すると、そこに居合わせたある人々が、「その子ろばをほどいてどうするのか」と言った。 6二人が、イエスの言われたとおり話すと、許してくれた。 7二人が子ろばを連れてイエスのところに戻って来て、その上に自分の服をかけると、イエスはそれにお乗りになった。 8多くの人が自分の服を道に敷き、また、ほかの人々は野原から葉の付いた枝を切って来て道に敷いた。 9そして、前を行く者も後に従う者も叫んだ。「ホサナ。主の名によって来られる方に、/祝福があるように。 10我らの父ダビデの来るべき国に、/祝福があるように。いと高きところにホサナ。」 11こうして、イエスはエルサレムに着いて、神殿の境内に入り、辺りの様子を見て回った後、もはや夕方になったので、十二人を連れてベタニアへ出て行かれた。

いちじくの木を呪う

12翌日、一行がベタニアを出るとき、イエスは空腹を覚えられた。 13そこで、葉の茂ったいちじくの木を遠くから見て、実がなってはいないかと近寄られたが、葉のほかは何もなかった。いちじくの季節ではなかったからである。 14イエスはその木に向かって、「今から後いつまでも、お前から実を食べる者がないように」と言われた。弟子たちはこれを聞いていた。

神殿から商人を追い出す

15それから、一行はエルサレムに来た。イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いしていた人々を追い出し始め、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けをひっくり返された。 16また、境内を通って物を運ぶこともお許しにならなかった。 17そして、人々に教えて言われた。「こう書いてあるではないか。『わたしの家は、すべての国の人の/祈りの家と呼ばれるべきである。』/ところが、あなたたちは/それを強盗の巣にしてしまった。」 18祭司長たちや律法学者たちはこれを聞いて、イエスをどのようにして殺そうかと謀った。群衆が皆その教えに打たれていたので、彼らはイエスを恐れたからである。 19夕方になると、イエスは弟子たちと都の外に出て行かれた。

枯れたいちじくの木の教訓

20翌朝早く、一行は通りがかりに、あのいちじくの木が根元から枯れているのを見た。 21そこで、ペトロは思い出してイエスに言った。「先生、御覧ください。あなたが呪われたいちじくの木が、枯れています。」 22そこで、イエスは言われた。「神を信じなさい。 23はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい、『立ち上がって、海に飛び込め』と言い、少しも疑わず、自分の言うとおりになると信じるならば、そのとおりになる。 24だから、言っておく。祈り求めるものはすべて既に得られたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになる。 25また、立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。」 26†

権威についての問答

27一行はまたエルサレムに来た。イエスが神殿の境内を歩いておられると、祭司長、律法学者、長老たちがやって来て、 28言った。「何の権威で、このようなことをしているのか。だれが、そうする権威を与えたのか。」 29イエスは言われた。「では、一つ尋ねるから、それに答えなさい。そうしたら、何の権威でこのようなことをするのか、あなたたちに言おう。 30ヨハネの洗礼は天からのものだったか、それとも、人からのものだったか。答えなさい。」 31彼らは論じ合った。「『天からのものだ』と言えば、『では、なぜヨハネを信じなかったのか』と言うだろう。 32しかし、『人からのものだ』と言えば……。」彼らは群衆が怖かった。皆が、ヨハネは本当に預言者だと思っていたからである。 33そこで、彼らはイエスに、「分からない」と答えた。すると、イエスは言われた。「それなら、何の権威でこのようなことをするのか、わたしも言うまい。」

→マルコ12章へ

-マルコによる福音書を読んで黙想, 毎日1章づつ聖書を読もう

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

<マタイ12章>神の国はあなたたちのところに来ている

マタイによる福音書 12章を読んでの黙想です 安息日に麦の穂を摘む1そのころ、ある安息日にイエスは麦畑を通られた。弟子たちは空腹になったので、麦の穂を摘んで食べ始めた。 2ファリサイ派の人々 …

<マタイ27章>本当にこの人は神の子だった

マタイによる福音書27章を読んでの黙想

<マタイ22章>宗教や組織ではなく、神との関係が大切

Ben_Kerckx / Pixabay マタイによる福音書22章を読んでの黙想 「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」 「隣人を自分のように愛しなさい」

<ルカ6章>神につながり良い実を結ぶ

ルカによる福音書6章を読んでの黙想 安息日に麦の穂を摘む 1ある安息日に、イエスが麦畑を通って行かれると、弟子たちは麦の穂を摘み、手でもんで食べた。 2ファリサイ派のある人々が、「なぜ、安息 …

<マルコ12章>結局は、神を愛し、隣人を愛する生き方なのだ

マルコによる福音書12章を読んでの黙想 「ぶどう園と農夫」のたとえ 1イエスは、たとえで彼らに話し始められた。「ある人がぶどう園を作り、垣を巡らし、搾り場を掘り、見張りのやぐらを立て、これを農夫たちに …

執筆者紹介

しゅういち

牧師をしています。聖書や沢山の人との出会いを通して教えられ、気づいたことを、分かちあっています。

超わかりやすいキリスト教入門のテキストお分けします 日本人だけ知らない、世界の常識キリスト教。そのエッセンスを

【免責事項】

最善の注意をはらって情報を記載していますが、当サイトの情報は、あくまで利用者の方自身の責任でご利用頂きますよう、ご了承ください。