心の弱さを感じる時

生きるという苦役

投稿日:

darksouls1 / Pixabay

「人は死んでしまえば

もう生きなくてもよいのです。

苦役のようなわたしの人生ですから

交代の時が来るのをわたしは待ち望んでいます」(旧約聖書 ヨブ記14章14節)

生きることが苦役に思えるときがだれにもある。

体や心が苦しいとき。

死を苦役からの解放と信じて、憧れるもの。

そんなときに

「死ぬな」と、無理解に突き放されるよりも

生きることの苦役に痛んでいる心の傍らで

そっと寄り添い、共に痛む存在がいてくれたなら

きっと、人は生きていける。

-心の弱さを感じる時

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

老後や一人暮らしの不安、孤独を和らげるために今からできること

今、家族関係にいろいろと問題があって、一人で生活しなければならない高齢者や若い人が増えています。 健康なときは、ひとり暮らしは気楽でいいと思っても、心のどこかで、将来病気になったらどうしよう、孤独死す …

実は、本当の休息が取れていないのではないですか?

katya-guseva0 / Pixabay最近、心からの休息を取ったのはいつだったか、覚えていますか。 休日に、なにもしないでいることが、心からの休息になっているとはかぎりません。 くつろいでいる …

最近教会に行きはじめた方から、生き方についての質問がありました

geralt / Pixabay ある方からメールで質問を受けました。信仰についてとても大切な問題を提起している質問だと思いましたので、匿名で質問と私の返信をここに載せます。同じようなことで悩む方の何 …

「人は何のために生きるのでしょう」

Hermann / Pixabay 10年くらい前、稲盛和夫氏(当時 京セラ(株)名誉会長)の講演会を聴きに行ったことがあります。 テーマは「人はなんのために生きるのか」という興味深いものでした。 会 …

なぜあの人は意地悪をするのでしょう

Flachovatereza / Pixabay 「なぜ、あの人は意地悪をするのだろう」 「どうしてわたしは、意地悪をしてしまうのだろう」 なぜだとおもいますか? それは、「自分のことがきらい」だから …

執筆者紹介

しゅういち

牧師をしています。聖書や沢山の人との出会いを通して教えられ、気づいたことを、分かちあっています。

超わかりやすいキリスト教入門のテキストお分けします 日本人だけ知らない、世界の常識キリスト教。そのエッセンスを

まだデータがありません。

【免責事項】

最善の注意をはらって情報を記載していますが、当サイトの情報は、あくまで利用者の方自身の責任でご利用頂きますよう、ご了承ください。