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人は言葉を食べて生きています。
昔、ある国の王様が、
人は言葉を食べて生きているのでしょう。それも愛の言葉を。
あかちゃんは無条件に愛され、大切にされます。
なにもできずに寝たままでも、お母さんにも、赤ちゃんの周りにいる人にも、愛され続けます。
たとえ大きな声で泣いても、周りの人々は我慢してくれるでしょう。
むしろ「どうしたの」とあやしてくれます。
赤ちゃんが紙おむつを汚し、
この地上に生きている人はすべて、赤ちゃんでした。
だれもが無条件の愛を経験してきたのです。もちろん、
この無条件の愛を体験しなければ、人は生きられません。
すべての人は、そのありのままで愛されてきたのです。
ところが、いつのまにかこの無条件の愛に、
小学校にいくあたりから、クラスの友達と比べられたり、
学校が決めた基準で計られて、
人と比べられて、点数で評価されて、「
この「あなたはだめだ」という言葉を食べ続けるなら、
「自分はだめなんだ」
言葉には力があるのです。その人を活かす力も殺す力もあるのです。
人はいくつになっても、愛され、認められ、受け入れられ、ゆるされる言葉を聞く必要があります。
否定され、責めるような言葉を聞き続けるなら、心が弱り果ててしまうのです。
人が言ってくれなくても、自分で自分に向かって
「わたしは素晴らしい」
「わたしには価値がある」
「わたしは愛されている」
「感謝します」「ありがとう」
そういうポジティブな言葉を語り続けることです。
言葉には力があるのです。
人は一日のうちに、心のなかで数え切れないくらい自分に向かって語っています。
それをセルフトークといいます。気がついていなくても、人は心のなかで語り続けているのです。
その言葉を、赤ちゃんに向かって語りかけるように、無条件に愛し、褒めて、受け入れる言葉にしていくのです。
言い方を、たとえば「だめだな」といわないで、「自分らしくないな」と言い換えることです。
「どうせ」とか「だめだ」という言葉を使わないことです。
「きっと大丈夫」「わたしにはできる」と言うことです。
たとえできても、できなくても
「わたしはここにいるだけで、素晴らしい」
「これでいいんだ、大丈夫」と言うのです。
感情が伴わなくても構いません。本当にそう思えなくてもいいのです。
言葉には力があります。潜在意識に働きかける力があります。
言葉を大切にしてみましょう。
やがて心の中から、しずかな喜びが湧いてくることでしょう。
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素晴らしい、の一言です。
「良い言葉」をありがとうございます。