コラム

「LGBTは生産性がない」と切り捨てたら、切り捨てられるんじゃないか

投稿日:

Ben_Kerckx / Pixabay

LGBTは「子どもをつくらない、つまり『生産性』がない」と主張した、杉田水脈衆議院議員の発言が、物議を呼んでいます。

どうして「生産性」という言葉を使ったのだろう。こどもの出産に関して、「生産性」なんて言葉を使えば、明らかに問題発言になるでしょう。

この発言は、LGBTの方々に限らず、子どもを出産することのできないすべての人に対して「生産性がない」という価値判断を下しているという意味で、優生思想につながる危険な発言にきこえます。文脈はわかりませんが・・・

ネットの情報では、杉田議員は以前から差別的発言を繰り返してきており、むしろその過激な発言によって出世してきた人と評価されています。

そうであるなら、彼女の言葉を喜んできた人々が、周りにいたということになります。自分の口からは言えないことを、女性の杉田議員が威勢良く差別発言をしてくれて、喜んでいるような人々に、彼女は囲まれていたのかもしれません。

そして、この杉田さん自身も、ある意味そのような周りの政治家たちに利用され、やがて切り捨てられてしまう存在なのでしょうか。

-コラム

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

関連記事

出会いと別れの傷から実っていくもの

吉祥寺のココマルシアターで、「father カンボジアへ幸せを届けた ゴッチャん神父の物語」を観ました。 2015年、8月。カトリック神父・後藤文雄、愛称・ゴッちゃん(撮影当時86歳)のドキュメント。 …

「ヒトラーを欺いた黄色い星」を観て、平和を考える

geralt / Pixabay8月は平和を祈る月です。  7月28日から公開されている「ヒトラーを欺いた黄色い星」という映画を観ました。 ナチス・ドイツ時代。ベルリンでホロコーストを免れて身分を隠し …

「焼肉ドラゴン」の物語の、本当の力

saesherra / Pixabay 映画「焼肉ドラゴン」を観ました。    1970年台の高度経済成長時代に生きる、在日朝鮮人の人々の暮らしを描いた物語です。   もともとは、2008年に日韓合同 …

大杉漣さんの遺作「教誨師」は「福音」だ

Free-Photos / Pixabay 2018年2月に亡くなった、俳優の大杉漣さんの主演作であり遺作となった「教誨師」を観ました。  この映画は、死刑囚と定期的に面談をする「教誨師」のボランティ …

「注文を間違える料理店」という不思議な「平和」

GraphicMama-team / Pixabay 去年の6月そして9月に二日間限定で「注文をまちがえる料理店」が試験的にオープンし話題になりました。 「注文をまちがえる料理店」で注文を取るスタッフ …

執筆者について

執筆者:しゅういち

東京、山形などで牧師をし、現在は東京都小平市の花小金井キリスト教会で牧師をしています。牧師になるまえは、プロの吹奏楽団で仕事をしていました。

世界のベストセラーである「聖書」から、毎週日曜日、わかりやすくおはなししています。教会のホームページもどうぞご覧ください。

→詳しいプロフィールはこちら